軸組工法と枠組工法の長所を活かした工法
●木造ハイブリッド工法
古くから気候風土の激しい日本でその耐久性を証明してきた工法で、柱の上に梁をのせて構造体をつくる事から、軸組工法とよばれています。
木造軸組工法は、他の構造に比べると構造上の規制が少なく、軸の位置や長さが比較的に自由に設定することができ、開口部を大きくとったり、広くて開放的なプランも実現できます。
また、柱・梁・筋交いに構造用合板をプラスすることで枠組壁工法と同様の高い耐震性を得ることができます。
耐震等級の目安
●等級1
数百年に一度発生する地震(震度6強~7程度)に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(震度5強程度)に対して損傷しない程度(建築基準法同等)
●等級2
上記の地震力の1.25倍の地震に対抗できる
●等級3
上記の地震力の1.5倍の地震に対抗できる
必要な部分には制振装置を(オプション)
制振工法とは?
免震とは地震の揺れを吸収し、地震のエネルギーを建物に伝わりにくくすることです。また耐震とは、建物の骨組みなどを強化し地震の揺れに対して建物の破壊を防ぎます。これに対して制震工法は、地震時に発生する建物の変形を制震装置が吸収し、地震エネルギーが建物に伝わりにくく揺れを低減します。
GHハイブリッド制振工法認定技術者 登録番号384号